ゲキハロ(寝る子はキュート  6/24 夜公演=千秋楽)


今朝、昨日の事を書いたけれど、今日の千秋楽公演を観てきたので、その事も書き足しておこう。席は1階22列●●番。

では感想など。

17日に最初に観た時「℃-uteの演劇としてはマルだけれど、大人の麦茶の延長としてはイマイチ」と書いた。今日も岡井ちゃん推しとしては満足していますが、オトムギの公演を観て感動した者としては・・・な所も正直ある。

神崎若浩役で出たオトムギの中神一保さんが「℃-uteファンの方々に、彼女達の才能を更に伝えられる一人でありたい」と公演パンフに書いていますが、本格的な舞台は始めての℃-ute。それが大人の麦茶と組んだことで、オトムギのファンが観ても納得出来る領域まで℃メンのスキルをアップさせる・・・ こんな裏の隠れた意図がある様な気がするのは自分だけ?


自分は、オトムギの舞台に是非一度、熊井友理奈ちゃんや岡井千聖ちゃんが出てみたら良いのに・・・と密かに思っているので、その意味では一つ希望が達成された訳ですねw。


熱心なファンは複数公演観ることが多いでしょうから、そんなリピーター組にも飽きさせない様に細かいところを変える・・・ これは完全にオトムギの技量でしょう。

今日も、水着を忘れた春原茅奈(演:岡井千聖)ちゃんに則松彩(演:鈴木愛理)ちゃんが水着を貸してあげた後・・・
「あんたが水着を持って来ていたとはねぇ・・・」とむくれる石津奏(演:有原栞菜)ちゃんのほっぺたを愛理ちゃんが突っついていた。

1分間で出来る自由工作、のところも微妙に変わっていた。

他にも挙げれば沢山ある。これらを℃-uteだけで行うのは無理でしょう。

ボヤが鎮火したシーンでは愛理ちゃんが役に入り込みすぎたのか、泣きながらの演技だった(前日、舞美ちゃんが泣いてしまった箇所)。ここで、ハンドタオルを渡す栞菜ちゃんは上手く愛理ちゃんをフォローしていたと感心。全くのその場で対応するしかない場面ですので。その後ハンドタオルを返す時に「ありがと」的に、栞菜ちゃんに軽く手を合わせた愛理ちゃんの姿を見逃なかった。同時に「栞菜ちゃんってこんなに機転が利く子なんだ」と新たな一面を見た。

終演後の「私がオバサンになっても」、夜公演では舞美ちゃんがメインボーカル。リーダーが締める、という所の様だ(℃メンもそんな感じで手を挙げていたし)。ここで舞美ちゃん、感極まったみたいで涙。

最後、℃メンはみんな泣いていた。岡井ちゃんのあんな大泣きに近い表情を見たのは始めて。

千秋楽ということで、オトムギの並木秀介さん(駐在役)が長澤素子さん(神崎友子役)にひまわりの花をあげていた。「コトブキ珈琲」や「外は白い春の雲」では観客から女性陣に花束が贈られていたが、今回はそうもいかない。その関係での並木さんの心遣いだと思う。

岡井ちゃんは今回、実に本人にマッチした役を貰ったのでは?
いつも元気で無邪気、忘れ物をするなど抜けている面もある。でも要所要所はシッカリと締める。占いで幽霊を呼び出すシーンでの岡井ちゃんは実にキリッとしていて、こんな凛々しい姿を観れるのも中々ない。いつも笑顔が絶えない岡井ちゃんのイメージとはちょっと異なる物を観た気がする。

新曲披露もありました。第一印象としてはダンスが速い。
愛理・舞美はソロパートがあり。
この時の「お母さんは℃-uteの新曲が聞きたい」と言った神崎友子役の長澤素子さんの演技がよかった。


自分的総評としては、「オトムギとして観るなら、やはり今一歩。℃-uteとして観るなら大満足。大人の麦茶の関係者の方の“℃-uteを引き立たせよう”という努力・配慮が随所に見られたので、℃-uteメンにとっては非常に収穫が大きかったのでは?」という感じになりますね。